下肢静脈瘤って知っていますか?

下肢静脈瘤は、足の静脈の一部が瘤のように浮き出てくる疾患です。ふくらはぎの筋肉のポンプ作用が落ちるなどの要因で静脈内に血液が溜まり、静脈の壁にかかる圧力が高くなって生じます。

男女に問わず起こる疾患ですが、男性より女性に多くみられます。 原因は妊娠による腹圧・下肢静脈圧の上昇、長時間の立ち仕事(美容師・調理師・販売員など)などさまざまで、肥満・高血圧・糖尿病の方に特に起こりやすい疾患です。

症状としてはだるい、重い、痛い、疲れやすい、浮腫む、足がつるなどの症状が多く、進行すると皮膚のかゆみや皮膚が硬くなる、湿疹ができ、最終的には皮膚に潰瘍ができてボロボロになることも。すぐさま命の危険がある疾患ではありませんが、自然に治ることはなく、少しずつ進行していくため、早期の治療をおすすめしています。

当院では、専門医がレーザー治療を含む診療を行っていますので、症状に思い当たる方、不安な方は「協立病院 血管外科」へお気軽にご相談ください。

診察内容

■下肢静脈瘤
■下肢血管超音波検査
■下肢静脈瘤血管内焼灼術(レーザー治療)